Jose 'Pipino' Cuevas vs Thomas the' Hitman' Hearns・1983
「11度防衛はだてじゃない」「ハーンズよ俺のパンチを受けてみろ」
月刊「ゴング」(当時はまだキックと国際式もやってました)。
でも不安だった。クエバスをはじめてみたのはボクマガかゴングか忘れたけど。
「クエバス一発KO・タフなボルブレッチ(ヒト)を5回にしとめる!11度目(10KO)成功!!」
レフェリーに手をあげられ口からピューっと水をふきだしていたのに野生の恐怖。これが率直な感想。「強そうだなあ~」と(次のページでは「レオナード」(レナード)特急突っ走る。グリーンを六回豪快に沈める(でも防衛は2度目)。
レナードひいきだった(今は大嫌い)当時、クエバスに勝てそうには見えなかった(全部写真と戦況報告での想像時代)。
ともあれハーンズのあの精悍な美しい野獣のような表情と。背の高さに驚かされた(二人が背広姿でグローブを合わせてる写真(まだ白黒)。
28連勝(26KO)無敗。クエバスは27勝(24KO)5敗(こんなに負けてんのか?)でした)。
悲報、不吉な直感が最悪の形で現れた。のをみたのは夏休み、東京駅で四国へ向かうブルーとレインまち。売店で買った「デイリースポーツ」。端のほうに「ハーンズが2回KO勝ちでタイトル奪取」・・・。
兄貴に思わず「クエバス負けたって!!」「ええ~~!!」 懐かしい。あの頃の感動は最近のボクシングではあまりみられないし。興奮もしなくなってしまった(年齢のせいもあるでしょう(苦笑)。
「クエバス無残に散る・ハーンズ2回KOで颯爽新チャンピオンに輝く」(ゴング)。上原の快挙をしったのは東京に帰ってからの地下鉄内。前のサラリーマンが呼んでたスポーツ新聞。
「夢のような30歳・天国のおやじみてくれ!!」(WBA往年のベルトと豹柄のトランクスがよく合致していた)。
兄が「だめだよ。だってビラフロアに2回KO負けしてんだよ」と・・・。でもアルレドンドに勝ったし、だけどセラノじゃだめだろう。と内心。風間がまったくワンサイドでストップされた(特に13回、ストップ寸前の連打は。石松やアポロ嘉男とやってた頃よりたくましくなってた(あのバネが利いたビュンビュン伸びるアッパーが印象的)。
それはそうと。「レナード王座陥落」・・・クエバスVSハーンズ戦の前。写真を見ると白黒だけど、笑顔と手をあげてるのはやっぱり違う選手。
デュラン。はじめての出会いだった。「76勝(62KO)1敗!!!」 レナード24連勝(17KO)。
こんなすごいのもいたのか。小学校4年生。本格的マニアへの第一歩でした。
また書きますね アヤラ
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