boxingmaniaayalaのブログ

ボクシングマニア・悪童アヤラのページ

下の参照がわかる方にお勧め。

The G-man from Freeport Ilinois USA

Kronk Gold G.M 31W29KO3L His last fight at London in England/1995 He was 27.

速戦即決の「初回KO」男、G-man、We won't forget you☆忘れないぞ!!

即席観戦記・歴史に残る名勝負の数々

やっぱり「サンドバッグ」打ちとボクサートレーニングをすると、「ボクシング」の比重がどんどん広がる様子(苦笑)。


改めて「時代の進化」に驚くとともに、ボクシングに限らず「マニア」天国の「インターネット」。


(1)、デビソン(世界1位・36勝(24KO)1敗)VSシブソン(2位・32勝(24KO)1敗)
ーハグラーへの挑戦者決定戦。長身のデビソンはジャブ、ストレートでシブソンの突進を食い止められず。デビソンは随分あとに、クロンクから再起。勝ったり負けたりですぐ鳴かず飛ばず。いつの間にか消えた。シブソンはスピードがあるしパワー抜群。そして「頑丈さ」(ハグラーに倒された後、もろくなった)。シブソン、地元で大差の判定勝ち。2人のホープの明暗をわけました。
(2)、タイソンVSミッチ・グリーン
ーやっぱりみてしまうのは「ダマト」時代。グリーンの速いストレートと手打ちのアッパー連打を、一発も食わない。足は常にすり足、上体も非常に忙しく動かしすべて攻撃に直結している。そのあと、ウイリアムス、ラドックあたりを見ると。まず「ヘッドハンター」になった(ボディーブローは中間距離のもみ合いで出すだけ)。スイッチも少なくなり、左右フックボディーからアッパー(も激減)が影をひそめてる。一発の破壊力はむしろ増したよう。でも、右のふりまわしフックがやたらと目立つ。どんなパンチだろうと、左(むかしは左60%右40%=ボディーブロー40%といったところだった)も全体として打たなくなった。文句ばかりんなっちゃいますけど。意外に日本の番組ではこの「ダマト」から後、とあんまり区別されていないので。それほど変ってしまった。
(3)、安里義光VSイコ二(1)
ーいまさらながら、イコ二はアマキャリアも長いだけに、巧くていきがいい。スピードとバネがあり、パンチも切れて、破壊力も申し分なし。安里の一発も威力ありました(4度のダウンは全部一発で倒した)。ネルソンとやってほしかった(ただ「アゴ」のもろさ。アマとプロは異なります。勝てなかったでしょう)。
(4)、杉谷満VS飯泉健二(1)
ー現在2016年の目から見ても、全く遜色ない一級品同士の豪打戦だった。飯泉の強烈な左ストレートが何発も炸裂し危なかった。3回、杉谷の右ストレートがカウンターで命中。一気に、爆発した豪腕。痛烈なダウンを奪って見事なKO勝利。杉谷もここ一番の「気のゆるみ」「勝負強さ」で回り道をしてしまった感、いがめず(六車戦(初黒星)はともかく来馬、ライオン・アリへの取りこぼしが痛かった)。
(5)、テレンス・クロフォードVSユリオルキス・ガンボア
ースイッチヒッタークロフォードはタイプは違うにせよサウスポーの「ナポレス」みたい。バターのように柔らかく、バネとしないから打つパンチは左右とも強烈。ガンボアはライト級では小さすぎた。体力負け。それにしてもガンボアも4、5回ごろは飛び上がるように入って右を叩き込み。負けていなかった。あれだけ完璧なまでの「スイッチヒッター」は少ないのでは?(前半3Rまで右構え、4Rからずっと左)。
(6)、リゴンドーVS天笠
ーひさしぶりに結果を知っていても立ち上がった試合(笑)。リゴンドーからダウンを奪える日本選手がいたんだな、と興奮しました。5,6回のリゴンドーの左乱打は迫力あった(あのスタイルを一面に出せばアメリカでも人気出るのに)。鬼塚と内藤の解説もよかった(新世代はすばらしい)。リゴンドーは欧州受けするボクシング。ゴメスみたいにドイツを主戦場にして活躍すればよかったかな?
ー試合前の協栄での練習風景が微笑ましくもあり、あのテクニックと洗礼された技術にど肝をぬかれた。金平会長も一連の「亀田」年代を思い出せば。笑顔で「目の下のクマ」もなく、ほがらか。女性も含めた日本の若い人たちと、みんなで練習をスマホで撮影。キューバ陣営は明るくて陽気。冗談を飛ばしながら着々と各種の練習をこなす(ひとつ残念だったのは「サラス」コーチの頃に来日して欲しかった)。
(7)、ゴロフキンVSモンロージュニア(ハグラーに勝った(1勝1敗)の元ミドル級ランカーモンローの息子)
ーゴロフキンが珍しく調子悪かった。サウスポーモンロージュニアにもう少し。一発の破壊力があったらあるいはの展開。それにしてもゴロフキンの「左ジャブ」はまさに「バズーカ」以上の威力(すさまじいパンチ)。そして何より「勇敢」。ゴロフキンがあんなに打たれたのははじめてみた。最後のKOは見事なもの。はじめての苦戦。38連勝中(34KO)15連続KO防衛中(ゴメスの17回を更新するか?)。
ーカザフスタンの旗が会場でひるがえっているのが嬉しい(アメリカのカザフ人2世・3世たち)。ジロフ以来、しばらくぶりに「カザフスタン」の民族衣装式のガウンをみてほっこり☆
(8)、レオ・ガメスVS横沢
ーガメスは21歳、15連勝無敗(13KO)。前の試合決定戦で金奉準にきな臭い判定勝ち(明らかに負けてました)。そういう気の緩みがあったとは思われないにせよ。強い時のガメスはすさまじい。初回から切りやすい瞼の古傷から出血。一番悪い展開。残念でした。小柄ながら離れた距離を好み、どんどん重たいパンチを放ってくる。2回、ガメスは豪打を立て続けに打ち込む。右の連発で横沢ダウン。ガメスの右アッパーは横沢のグローブを貫き前歯に刺さったほど強烈。ボクシングの厳しさ。3回TKO負けで完敗。まだ「後楽園ホール」で’タイトルマッチ’はやるんでしょうか?(素朴な「浦島太郎」の疑問)。
PS:その後に「フジテレビ」の歩特集があり(原田・関・柴田・輪島などなど)
(1)原田、
ーいまだに「世界」で殿堂入りできる選手は原田だけ(西岡がそうなったのは嬉しい限り)。ジョフレの連勝をストップした上に、ニタテを食らわした。ファメション(1)はペップ主審の独断(60-59)。地元豪州のファンからもブーブーやられていた。東京での再戦はネルソンVSフェネック(2)、セルメニョVS葛西(3)に似ている。初戦で勝っていたといっても別の試合です。場所も異なる。疲れが見えスピードもパワーももうひとつだった。「燃えつきて」しまってました。
(2)、関光徳
ー久しぶりにみたサルディバルとの2戦。全盛期のサルディバルは戦慄の強打サウスポー。関の左ストレートがアゴを打ちぬきダウンを奪った。惜しかったです。再戦ははじめて「衛生中継」で日本へ。滅多打ちにあって7回KO負けで完敗。次に柴田との一戦(13回TKO負け)がでてきて、「衰え」が悲しかった。後年、双方全盛期をとっくに越したフェザー級でジョフレ(青木を倒したレバーブローとおなじ)に挑戦(4回KO負け)。2人の全盛期に実現してほしかったけど。これはまだ見たことありません(後で調べてみます)。


そんなこんなでそろそろ「夕飯」。クリスマスの休日は時間がたつのがはやい。
ありがとうございました。アヤラ