boxingmaniaayalaのブログ

ボクシングマニア・悪童アヤラのページ

下の参照がわかる方にお勧め。

The G-man from Freeport Ilinois USA

Kronk Gold G.M 31W29KO3L His last fight at London in England/1995 He was 27.

速戦即決の「初回KO」男、G-man、We won't forget you☆忘れないぞ!!

プエルトリコとメキシコ(マチズモ信仰=おしゃべり屋天才VSアステカ=静かなる闘士勇気)

むかしからメキシコのスタイルよりプエルトリコが好みだった。


1、筆頭は文句なくロサリオ。


ーはじめてBoxing Magaの新鋭紹介欄で19歳。童顔の戦慄天才パンチャー。19勝(18KO)無敗(非公式戦をふくめるとラミレス(1)のときは25勝(24KO)無敗)。


ーラミレスとの2戦は歴史に残る激闘だったと今だに評価はゆるがない。スピードもなく、切れももう一つのリモンみたいのを予想していたらとんでもない。切れも速さもロサンリオに遜色ない猛烈サウスポーパンチャー(タフはもちろん。意外に打たせない)


あの試合前のラミレスの乾いた野生の猛獣みたいな眼光と表情はまだときどきみます(笑)。


一戦目はラミレスが勝ってもおかしくなかった。けど2は、全然異なった展開。ラミレスは動きが鈍く、初回早々、チョコンっと打ち抜くような右を浴びダウン。結構きいていた。それにロサリオの防御に関心。ガードも脇が開いているけど、高い。状態をタイソンばりに動かしほとんど当てさせない。2回の猛連打はど迫力。また倒してもう勝ち。とはいかないのがボクシングそしてラミレスだった。


ー3回、左をカウンターで食ってから一気に弱気になり。4回の滅多打ちでストップ。初黒星。


デービスやカマチョ、ブランブル戦はまたの機会で。


ーむかしから早熟・神童の天才パンチャーが好み。ロサリオの全盛期はチャべスに負けて11連勝(10KO)(=35勝(31KO)3敗)している間に峠を越えた感がいがめない。アンソニー・ジョーンズ戦も往年の反射神経とすばやい対応が鈍り。クロンクの選手にしてはスイッチヒッターという以外、あまりスピードもパワーもなかった(21勝(15KO)1敗)


ーでも六回のあの豪快なスウィングでかぶせた右の威力たるや・・・ふらふらで何とか立ち上がったけどまず右を大きくアゴにかすめ、すぐ左ストレートで打ち抜く。そこでストップ。


でもチャポ(玉突き屋=まさしくの伸びるジャブだった)は例外中の例外。

2、ウィルフレド・ベニテス

ーファンだった。17歳であの安定王者セルバンテス、センサクとの統一戦。デュランとのスーパー対決まで騒がれてた強いチャンプに文句ない’判定で勝った(まだ15ラウンド)。

ーあの後にアンタッチャブルといわれたウィティカーや川島郭志。まったく異なる独自の防御法(ロサリオも豪打きわまる攻撃面に注目集まりがち。だけどダマト・タイソン時代の防御により近い)。


ー特にロープに詰まったらハーンズの鋭い連打20発速射砲。1~2発かすらせる程度。上半身を精一杯動かし射程を絞らせない。ムーアに負けたときも初回、右クロスを食らってダウンした時足を捻挫。でも残りの1分ほどおよそ30発は打ったムーアのスピード抜群の強打を一発も当てさせなかった。もう全盛は過ぎていたけど2回で放棄したあの試合で世界戦線からは離脱しちゃいましたね。


レナード戦までの戦績が38勝(23KO)2引き分け。




メキシカンなら


1、ゴーヨ・バルガス、


ーKO負けしたビジャサナを終始攻めまくって圧倒し雪辱。あの頑丈なホドキンソンを見事な技術と攻防一体の天才肌。ケリー戦のとき解説者が


「誤解しないよう。この男は流血と根性の典型的メキシカンとは違う」


「そのとおりだ。彼は真のボクサーファイター」


ーケリーにはスピード負け。特にサウスポーで全盛期だった。それでも中盤から盛り返し、10回には右を叩きつけしりもちをつかせるダウン。大接戦だったが2対0でケリーに軍配。


ーモリナには体格負け、体力負けしたような感があった(けど勝てる試合だったのも確か。6回打ち合いになり優勢になった次の7回から。チンタラコンたらやって大差の判定負け。がっかり。その後11連勝(9KO)1敗。


ーハリス・パターソンをストップした試合は絶好調。ロープにつめて得意の二段うちからアッパーストレートと連打に持っていく。繰り返しでそのまま8回のストップまで押し切った。


ーでもメイウェザー相手じゃケリーどころじゃない。当てさせないのが精一杯。6回にはボディブローであのタフなバルガスがダウンしたのは当時はまだ「マネー」じゃなく「Pretty Boy」時代。ロープに詰めて懸命に手を出してもあのL字ガード。かすりもしない。相手が悪すぎましたね。



2、コブリタ・ゴンザレス


ーバルガスをもっと豪快にしたようなスタイル。ケリー戦の激闘はすごかった。ダウン応酬。けれどロープに詰めての連打の破壊力と迫力はバルガスを一歩も二歩も上回っていた感じ。こんな強い選手がいたんだな。28勝(24KO)2敗 ケリーは初黒星40勝(28KO)1敗。


ーでも波があり過ぎ。大激戦で完璧に無敗のケリーをストップ。でも初防衛戦元王者のルーイ・エスピノサ(も強打者でしたね(32勝(28KO)5敗)。最悪の調子。だらだらと判定で凡戦初防衛。次戦も元気なくメディナに取りこぼしタイトルを失った。


ールイシト・エスピノサとの初戦は「やる気」と「意思」の差。初回の後半あの得意の打ちおろしの右をテンプルに的中させる。ゴンザレスはガクッと腰をおとした。二戦目の覇気と目的意識があれば初戦もノックアウトできたように思う。


それにしてもエスピノサのベストファイト。初回から攻めまくり(あれはダウン。左フックのカウンター)、3回コブリータが調子を出してきた。得意のボディーからの連打を何回も見舞う。でも4回。最後のとどめ打ち右2発。マーカンテレフェリーが「マレにみる壮絶KO。絶対立てないとすぐわかった」。


ー大分後、すでに落ち目の元王者2人。スティーブ・ジョンストンとコブリタ。円熟味増してたジョンストンにいいように翻弄され強打不発(それにライト級ではあまり威力もなかった)。ケリー戦の奮闘、真正面からの勝負を制した頃・・・思えば、さびしかったです。



メキシカン、アメリカ系にしても結構いますね(笑)


1、ハイメ・ガルサ(42連勝(40KO)無敗)。キッドメサ戦は今でもたまにみる。


2、アルフォンソ・サモラ(30連続KO無敗34勝(33KO)6敗)(なんだかんだ結構いますね(笑)。


今日はこの辺で。ありがとうございました。    アヤラ