boxingmaniaayalaのブログ

ボクシングマニア・悪童アヤラのページ

下の参照がわかる方にお勧め。

The G-man from Freeport Ilinois USA

Kronk Gold G.M 31W29KO3L His last fight at London in England/1995 He was 27.

速戦即決の「初回KO」男、G-man、We won't forget you☆忘れないぞ!!

Kronk☆Gold=戦慄のサウスポーモーラー・速戦即決初回KO男マクラレン・豪打のライト級ポール

みなさん こんばんは。今回は腐っても鯛まさしくの「クロンク」からいってみましょう☆
マイケル・モーラー(30連続KO無敗・38連勝(32KO)
ーモーラーの試合はアメリカにいた頃(まだ3~4戦)からよくみていた。つい数ヶ月前まで、日本でやれ「イーストアンドウエストボクシング」「チャックモール」またはこちらも腐っても鯛「リングジャパン」でビデオを買っていた時代が信じられなかったもんだ。若い世代の方々にはなかなか伝わらないかもしれない。けれどもいわゆる「ベータ2」「ファミコン」「ポケットベル」当時のはなし。
ーアメリカではカナダ(冬季スポーツの国)と違いボクシング放送は週最低でも2回はみれた(3~4チャンネルで放送)。だからモーラーも駆け出しの頃から知っている。後にやや問題化したむかしでいう「ネクラ」黒人にしては一般的な「陽気」さ「明るさ」がなかった(特にヘビー級に転向後、しばらくしてクロンクから離れてからときどき飲酒などにより荒れた末。家庭内暴力をやらかして問題を起す)。神経質な感じは「ボクシング」にはいい方に作用していたように思える。
ーあんな鋭く、切れがあって目にもとまらぬスピードのパンチをはなつ重量級のサウスポーはみたことなかった。感嘆してしまった。ほとんど初回、2回KO。クロンク式「速戦即決」まさしく。しかもパンチが「痛そう」なくらい重そうで強い。これは絶対ハーンズ(当然リングサイドにきていた)のサウスポー版みたいになるだろう。予想したとおり。
ークロンクの選手はハーンズがそうだったように大体アンチからはじまった(クエバス、ベニテス、好きな選手が次々軍門に下る。後年も我カナダバンクーバー出身のナイジェリア二世オラジデも敗れた)。モーラーも最後のトップで生き残りが賭かった元L・ヘビー級王者レスリー・スチワート(24勝(18KO)4敗)戦。
ーこのスチワートも運に恵まれなかったといえる。強敵にばかり当たってしまった。小泉氏も再戦で強打のサウスポー荒法師マービン・ジョンソン(ミュンヘン五輪銅・三度王者)を見事8回TKOで雪辱タイトル奪取(初戦で出血により8回ストップ負け・それまで18連勝(13KO無敗)のあと。「フォスターの14度」と比肩するぐらいの実力を「ワールド」で評価していたのが懐かしい。ちょうどロス五輪銀のヒルに当たったときアメリカについたばかりだった。感慨深い(4回KO負け・タイトル喪失・この一戦やスチワートについてはまたの機会にじっくり☆)。
ーモーラーはちょうど20連続KOくらい。緊迫した乾いた空気につつまれる、いい試合だった。二人とも実にきれいなボクシング。スチワートのスタイルは相変わらず均等でどのパンチも速くて強い。モーラーも右ジャブから左右フックと攻勢にでればスチワート4~5発と打ち返す。3回がベストラウンド。ロープにつめたモーラーが勝負にでると回り込んだスチワートが俄然逆襲。左右滅多打ち6~7発まとめた。モーラーが最後の二発ぐらいを食らってがくんとなる(スチワートはカウンターではなく。相手が打ってきたらすぐ倍ぐらい打ち返す。どのパンチも切れがあって強い。
ーただだんだん劣勢になってきた。モーラーのジャブが鋭い。だんだん劣勢になって7回ダウン。8回でしとめられた。
ジェラルド・マクラレン(31勝(29KO)3敗・14連続KO中・3連続初回KO防衛)
ー悲報をしったのはモントリオール。SHOWTIMEの放送は有料。しかもカナダではみられない。家に帰ると元かみさんが大変なことになってるという。ニュースでみてみるとちょうど8回、ベンを倒したシーンが放送され10回の逆転KO負け。まず「8回」までいってること自体異常に思えた(そのとおり。初回にぶっ倒していたのは語るまでもない)。
ーとにかく「大きい」。ジャクソンも「あんなに強くて大きいミドル級はいない」と再戦で返り討ちにされて感嘆していた。実際初防衛戦のベル戦。ジャクソンの初回KO記録をはやめるわずか25秒。一回りして放った左ボディーブローのカウンター一発で沈めた。これが故スチワートとの最後のコンビ試合になってしまうとは。
ー2度目のバップティストもまったく問題にならず。得意の打ちおろし右からチャンスをつかみあっというまに3度倒してしまう。やや「自信過剰」な感じがちょっと不安になったけど。まさかベンに負けるとは予想だにせず(実際「負け」させられたようなもの)。
ーベンはむかし大ファンだった。26連続KO。おなじくユーバンクとの再戦でリング渦、再起不能になってしまったワトソンのタフネスを打ち破れず6回KO負け。それまでは得意の力強い右フックの猛連発を食らわしていた。ワトソンはがっちりガードを固めていたけど結構当たっていた。スーパーミドルにうつってからバランスがいいボクサーファイターになったぶん。強打はしめり勝ち。相手も大きくなった。4勝(1KO)で39勝(32KO)2敗1分けでマクラレン戦を迎える。賭け率13-5でマクラレン。ちょうどジョーンズが26連勝(23KO)無敗。ベン戦はたんなるスーパーファイトの前哨戦(実際ベンは役不足だった)になるはずがあんなことに・・・。アマ時代勝っているジョーンズとの夢の対決、みたかったですね。
ジミー・ポール(16連勝(15KO)無敗・ホーゲン戦まで26勝(19KO)1敗
ダリル・タイソンにおもわぬ初黒星(判定負け)。その前に強打のサウスポー歴戦のハワイアンアンディガ二ガン(34勝(30KO)4敗)を5回豪快に沈めた試合が印象的。
明日再開します☆アヤラ