boxingmaniaayalaのブログ

ボクシングマニア・悪童アヤラのページ

下の参照がわかる方にお勧め。

The G-man from Freeport Ilinois USA

Kronk Gold G.M 31W29KO3L His last fight at London in England/1995 He was 27.

速戦即決の「初回KO」男、G-man、We won't forget you☆忘れないぞ!!

天国の恩人へ・享年27歳・ボクシングにすべてを捧げた拳闘家

贈りたい追悼と祈り
1、**さん、
ーぼくが入ったとき(小学校六年)はすでに7勝(7KO)1敗なんてアマ戦績までもってた。あこがれの先輩でした。ぼくより一年先にはじめたイッコ上(あのひどい「中学一年」写真と「花」にすりかえるチョンブラ地域小中出身でしたね)
ー高校一年でインターハイ準優勝・拓大のポイントゲッター・プロ向き実戦派スタイルの強打者(勧誘一切断り=「アマだっておもしろんです。3Rのなかでいろいろなことがおこり」)・大学一年で全国大会準優勝・北朝鮮、ハンガリー、他いろいろな世界大会・4年連続全日本学生チャンピン・ソウル五輪国内予選準々決勝(事実上の決勝戦・豪打でなる東悟(東京生まれの沖縄人・ロス、ソウル代表)2回強打炸裂。東はおおきくぐらついた。でもレフェリーはダウンもとらなかった。3回、東の猛烈な連打でストップ・残念でした)・脳内出血が認められ引退・コーチに転じて二ヵ月後の悲劇・・・
ーアトランタ五輪出場をひそかに夢みていたとか。モントリオールで悲報を父から電話で聞きました。仕事で多摩霊園にいったら、学生服姿の若者たちが大勢。どうしたのか尋ねて知ったそうです。涙がとまらなかった。終身戦績150勝(100KO)31敗。享年27歳。次ぎかえったら必ずお墓参りに。
ーしかも最後があまりに悲惨すぎて。深夜に入浴中発作を起こしたんでしょう。翌朝、溺死しているのを奥さんが・・・。
ー最後に会ったのは偶然その奥さんと。渋谷の映画館「ダイハード」。ぼくは切符切りバイト。「ああ、・・さん」「なんだこんなとこにいたか」(他の人だったら誰一人覚えてないのは当然。だから嬉しかった)「この間すごい試合やりましたね」「なんでそんなの知ってんの?」・・・。
ーちょっと気になりました。かなり顔面も痛んでいて。声もむかしのドスの利いた低音調から甲高いキンキン声(パンチドランカーの症状)。「じゃあな」って美人の奥さんといっしょに帰っていった後姿。ハチ公方面に向かって。ずっとみえなくなるまで眺めてました。また涙がでてきました。あなたと打ち合った血をどっぷりすった古グローブ(ほとんど俺の血だけにせよ)は。まだサンドバッグの横にあります。
ーいつも比較されてたぼくら。「おまえたちは才能はおなじぐらい。だけど根性と取りくむ心、覇気がまったくちがう・・・」まさにそのとおり。
一日たりとも休まず。口数も少ない。黙々と練習にひたすら励み。重量級の日本ランカー相手のスパーでも果敢にでていく。感嘆して尊敬するだけでした。俺なんぞプロ選手のときは。「巨人」のようにみえてへっぴりごしで。打っていくどころのはなしじゃなかった(あなた相手もまさしく(苦笑)。
ー本当に脳天まで響くようなパンチでした。いつもぶったおされてばっかでしたね(当たり前ながら)。1,2発くらえばもう鼻血。口から出血。ひどいありさまでしたね(苦笑)。ただ気になっていたのは。防御がもうひとつ(ぼくごときのパンチでも打てば結構当たっていた)。
ーいろいろ新しいシューズだグローブだとカッコばっかいっちょうまえ。練習はさぼってばっか。スパーリングも逃げまわってばっかり。
ーその間にまたグレはじめてやめてしまったぼく。
ーよく偶然にあいましたね。ゲームセンターで15歳の時。まさに「少年ヤクザ」と化してるぼくに驚いて。「全然わかんなくなっちゃったな」。「またやればいいじゃん。今度ジムにこいよ」本当に、やさしい人でしたね。真の勝負師、勇者でした。
ーあの最後のスパーリング。ぼくは試合が決まってるのにちっともジムに来ない。あきれ果てた会長が「ためし」ということであなたとスパー。全然走ってもいなければタバコをまた吸いはじめていた。でも悔しくて。あんなに気合入れて真剣に、一度くらい何とか「ぶっ倒してやろう」と思ったときはありませんでした。
ー初回、右のカウンターからぼくのワンツー連打。食って盛んに首をかしげていたのが・・・また目が潤んできました。なんでもぼくみたいなボンクラが生き残ってて貴方みたいな人が。それがボクシングの厳しさなんですが。アメリカで2試合。2つともKO負け(つまり通算アマ4戦全敗(4KO負け)(~_~; とてものこと。元’ボクサー’なんていえません。あんまり人にもいわない。ただ「マニア」だとしか)。
ー結局単なる「練習不足」によるガス欠。ちんたらてきとうにやってりゃ、こんなもんです。また豪快に倒されてしまった。
ー会長がこんなんじゃとても試合なんてムリだ。と憤慨してたのが痛い。ただあなたが亡くなる3年前に他界なされた会長。自慢の子飼い、ジム生え抜きの努力家天才。手塩にかけて育てていたあなたがまさかその数年後に。
ーぼくはあまり「涅槃」(あの世)についてどうこう思う人間ではない。でもふつうの「平均的」考えとして。会長には天国だろうと地獄だろうとめぐりあっていてほしくない。
ーつまり、会長が秘蔵っ子として精魂込めてかわいがり。期待していたあなたの不幸を知ったときの悲しさを思えば。「天国」だ「幽界」だのあっていいのか。これこそまさに「人それぞれ」。