真の豪打者たち・・・クエバス・ムガビ・ハイメ・ガルサ
みなさん、
昨日はこんなのみてました。
1、「クエバスVSランザにー」2回、雨の中、豪快にノックアウト(左フックで壮烈に倒し。連打から右クロスで。左右双方、どんなパンチでも倒せた。全盛期のクエバスはスピードと切れもあった(ハーンズ戦も一般にいわれる意見とは異なる見解を持つ)
ークエバスはたじろいでいる(ハーンズは「靴のひもを気にしたりトランクスを気にしたり」)。わたしはそうはみえなかった。たしかに緊張していたけどあの眼光はいつもの「若い獅子」そのもの。
ーハーンズは速くて強すぎた。相手が悪すぎた。クエバスがもっとも苦手とするタイプ。長身でリーチが長い。しかも「デトロイトスタイル」ストレートと長い距離からのボディーブローが特徴。スピードと切れを重視。ウエイトレーニングは一切なし。バッグうちより「ミット」。アリが「左をつけ」。忠告に守りました。クエバスもスピードがなかったとは思えなかった(威力も切れも十分)。ただスピードが違いすぎた。
ー「ハーンズは強い。・・・彼の若さに負けたよ(おなじ22歳・11度(10KO)防衛疲れもあったでしょう)。最後の世界戦になってしまったのは本当に残念。
ー例えばジュー(が苦手としたタイプもいっしょなのでは)をストップしたヴィンス・フィリップスがクォーティーにはまったく歯が立たなかったのといっしょなように=ほんと「世界」は広い。朴政吾選手(クォーティーのベストファイトのひとつに数えます。左ジャブの威力たるや(フィリップスも「あの左だけでぐらぐらになってしまった。あんな強いパンチは受けたことない)。後年の例えば「バルガス」や「ライト」に負けた頃は体格負け(バルガスはともかくミドル級(しかもあの手ごわい)のライトには全然パンチが効かなかった)
ーしかし日本選手で勝ったのは尾崎選手(10回見事なKO勝ち)だけ。坂本孝雄(初回ロープダウンを奪いながらスタミナぎれ)、吉野(いい打ち合いでした。吉野もKOチャンスはいくらでもあった。でも全体的に一段上だった)、佐藤(「パンチがあるいい選手だ」と褒めていたよう初回でもうひとおしすれば倒せたはず。2回はちょっと油断しましたね)。
(2)ムガビ(25勝(全KO)無敗)VSハーグローブ(25勝(24KO)1敗(ぺタルに4回KO負け)。
ーこれもスピード資質、すべて5,6段。ちがいすぎた。ハーグローブはスピードがもう一つだし中堅クラスのノックアウトパンチャー(だからメダルに負けたのでは)。パンチの鋭さ速さ切れ、まったく及ばず。振りが大きいけどスピードがあるからよけられない。豪快な左フックのカウンターで倒し。右の振り下ろし連打。どんなパンチも破壊力はおなじ。最後の左フックから右ストレートで悶絶させたのはベストファイトのひとつだと。Youtubeでいくらでも出てきます☆)全盛期のムガビと例えばジャコ、ノリスあたりを比べるとやはり鈍くなっている(一発はあるにせよ)。ハグラー戦のダメージがずっと残った(11連続KOとはいえだんだん勢いが下がってきていた=チャべス戦後のロサリオみたいに(12連勝(10KO)。倒されてはいないがうたれもろくなった。ノリス戦はその終結。次にマクラレンに倒されたのは衝撃的(体格差・ジャクソン「マクラレンは一番強くそして大きいミドル級だ」まさにそれだけ。クエバスがハーンズに惨敗したのといっしょでしょう)。
(3)、ハイメ・ガルサVSキッド・メサ、ボビー・ベルナ
ースピードはあまりなく体も硬い。不器用な選手だけど一発パンチの破壊力はゴメスはおろかラポルテも及ばない気がする。防御がもうひとつ(そこをメサに突かれた・衝撃の初回逆転KO負け・連勝44勝(41)でストップ)。うたれモロさもあり。ベルナにも初回倒された。かなり打たれて危なかった。ただゴツン、ゴツンと響くような強打がすごい。一発パンチの強さはあまり注目されないのが残念☆またみてみてください(ビジャサナやネグロン戦も出てきます☆
アヤラ
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